三千綱再生ゴルフ塾 8

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拙者はタケ小山プロから、ばかにされた猫の手スイングからの脱却を心掛けた。
結果は迫力なし。

奈里は1年ぶりのゴルフ、しかもレンタル。
形はどうあれスイングプレーにそって伸び伸びと打っている。

拙者はインサイドアウトになるスイングからむしろアウトサイドにテークバックさせて、インパクトで右手の甲を返すようにした。
だがいきなりやってもうまくいくわけがない。
猫の手スイングは右足つま先を開くことで突っ込みがなくなり、あとはシャフトのしなりを使うことを心掛けた。まだ一分咲き。

師範代のタケ小山プロは崔さんの番組に出演して株投資で一儲けを企んでいた。
だが8月は暴落の月。辛抱が肝心。拙者は空売りです。





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# by michitsuna2 | 2017-08-11 16:21 | 三千綱再生ゴルフ塾 | Comments(0)

三千綱再生ゴルフ塾 7



「右手が最初に降りてきてしまっている。これが敗因」といったタケ小山プロが実際に示してくれたスイングポイントの映像である。
フロ上がりなので顔は上気しているが、喉が渇いていたせいか、気持は帰りたがって急いていた。
そこを「まあまあ、愛人が待っているわけではなし、もう少し教えてーな」と取りなすと、そうはいっても性格のよいタケ小山プロは、「まず、テークバックで間違いがあります」といった。
右肩を彼が押さえているのは、「ここが先に前に出てはいかん」、といっているのであって、右肩を特に意識して後に回す必要はないといっているのである。
どうもレッスン書には右肩を思い切り後に回して肩胛骨にぶつけるように、と命令口調で書いてあるが、人間はテークバックの1秒の間にそうめまぐるしく頭が回転するものではない。またさせるべきではない。
「Simple is best」
なのである。

「テークバックでは右肩が自然に回転していくと、左膝が透明な糸引かれるように右膝に寄ります。透明な糸、分かりますね、お釈迦様の糸です。強靱なんです。分かりますね」
「少し」
「少しじゃだめなんです。たくさん分からなければ意味をなさないんですよ」
「でも、始動では右肘も気になるし、テークバックが完了するときの右手の親指の位置も気になる」
「気になりますね。でも、気にしていてはテークバックはいつまでたってもトップにいかないんです。ここは右肩に引かれて、斜め対称にある左足の膝が連動し、自然に右足に重心がかかるというところを第一段階にしましょう」
「つうことは、そこで止めちゃうの」
「泊まりません。あ、これはパソコンの打ちそこないで、『止まりません』ということです。リゾートホテルで愛人と一泊するということではありませんよ。そこを間違えないように」
「そんな間違えをするやつは、今井絵理子議員と時間差攻撃で『一線を越えなかった』橋本神戸市議くらいだ」
「そうですよね。一晩中ゲームしていたなんて、バカですよね。やはり一線は越えるべき・・・」
「プロ、んな下世話なことより、右肩に引かれて左膝が右膝により、自然に体重移動したらどうなるの」
そこでタケ小山プロはブリーフの上から股間を撫で、位置をただしてから威厳を持って言った。
「そのまま左踵に体重を移動して身体を回転させればいいのです。グリップエンドを臍に向ければ、ダウンスイングでは、右肘は脇腹に刺さるように降りてきます」
「なるほど」
私はタケ小山プロのスイングを見ながら感心していた。

「フィニッシュでは左肘を開かないで振り抜くことが大事です。そのためにはインパクトで右手を返すことです。ミッチの場合はですよ。このことは一番最初に言いましたね」
「言われました」
「レッスン料はタダだとも言いましたね」
「お歳暮も辞退すると」
「言ってません」

「んで、拙者の場合はどうなっているの。右手が先に降りてきているようには見えないんだが」
「右手と右肩が協力して先に降りてきてしまっているんです。こうです」
そこでタケ小山プロが示した拙者のスイングは醜いものであった。
「右手が先というより、それは猫パンチでないの」
「そうです。猫パンチです。八百長です」

ミッキー・ロークが日本でプロボクサーとしてデビューしたとき、相手の選手に放った決め手のパンチは招き猫そのものであった。相手の頬を撫でてはいたが、当たっていないのであった。相手の黒人ボクサーはその八百長ボクシングで600万円のギャラを受け取り引退した。4回戦の試合がメーンイベントになった初めての大会であった。世界中「恥」じた試合であった。

「猫パンチではボールは飛ばない。飛ぶわけがない」
「そうです。それに見た目が悪いです。ダンディミッチには向きません」
「よくぞ申した。ようし、これから8月、9月と撲滅猫パンチに取り組むぞ。そしてハンデを23から19に上げて戻ってくるぞ」
「そう、19に・・・。しかし目標が低いですね。私の知っているミッチはもっと力強いきれいなスイングをしていましたよ。シングルだったし、一体どうしちゃったんですかね」
「言うな。過ぎ去った昔のことはいうな。おれは免疫力アップで力強さと共にゴルフファーとしてもAクラスになりたいのだよ。そしてベストセラーを出したい。金があと35万円ほしい」
「目標が低すぎます。私は今年1億3千万円稼ぐ予定です」
「ホント?」
「嘘です。見栄です。8700万円です。あ、それから目標19のオッサン」
「なんじゃい」
「実は右足に体重が移ったときには、もう左への体重移動は始まっているです。それで一瞬トップではクラブヘッドが止まっているように見えるんですね」
「そうか、それができれば230ヤードだな」
「前にもいいましたが、230ヤードはセェーックスをするくらい無理ですよ」
「やはりな。では9月までさらば」
「お達者で」
そして、タケ小山プロは溌剌と去り、拙者は明るい再生ゴルフを目指して、トボトボとクラブハウスをあとにしたのであった。

「再生塾8」が再開されることを希求して、拙者は原稿用紙を持って、ゴルフ修行に出る。100切りゴルフの大会になんか絶対に出んぞ。



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# by michitsuna2 | 2017-07-30 21:34 | 三千綱再生ゴルフ塾 | Comments(0)

三千綱再生ゴルフ塾 6



タケ小山が「いいじゃないですか」といったスイングだが、たしかに見た目にはよさげに見える。
それにあたりも強かった。
離婚してもまだ可愛らしいキャディさんが「ナイスショット」と思い切り声をあげたものである。
ついでながら、なぜヨーロッパでは今でも「ナイスショット」とあまりいわないのは、それはかつて飾り窓の女が客に、せーぇーくすの後で言った言葉であったからである。
「よかったわ、また来てね」の意味である。

ともあれ、ナイスショットのはずのボールは途中から左に行き、OBゾーンに消えた。八王子CCの15番パー4は左にOBをかましやすいホールであるが、ミスはミス。
「OBになった」
とタケ小山にいったが、風呂上りの彼は汗を拭きながらじっと見つめている。
それで次に17番ティで撮った映像を見せた。
それがこの映像である。

真後ろからキャディさんに撮ってもらったもので、こういう風に見ると、スイングプレーンや、右ひじの使い方、ダウンに入るときスタンスとクロスしていないかよく分かる。
拙者はテークバックのときにはスイングプレーンに沿ってあげることを意識しているので、クロスするようなことはないと信じていた。

ところが、この映像を見て、上も下もつるつるに磨きこんだ勾玉のようになったタケ小山は
「あ、これはだめ、ダウンスイングで右手が一番先に降りてきてしまっている」
といった。さらに。
「右手はスイングでは最初に動くところでしょ。だったら、それは一番最後に降りてこなくてはいけないんですよ。それは基本中の基本です」
つまり、拙者は基本から間違っていたということか。しかし、それは師匠の高橋勝成氏にも指摘されたことはなかった。
「右手が先に降りてきているようには見えない」
実際、そうはみえなかった。どうだろう、諸君。





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# by michitsuna2 | 2017-07-21 11:23 | 三千綱再生ゴルフ塾 | Comments(0)

<三千綱再生ゴルフ塾・5「水無月杯」>


○水無月杯

7月2日は水無月杯である。前日まで参加するかどうか迷っていた。だが、午後4時の締め切り前に、とりあえず出てみようと思った。消極的参加である。

免疫力アップの基本は「積極性」である。
それだけでいい。そう思い実行することで、自律神経が正常に働く。
免疫力とはもともと人間の体に備わっている防衛力である。
それがストレスなどで自律神経のバランスが崩れると免疫力が失われ、ガンを体に呼び込む。

自律神経とは交感神経と副交感神経のことである。このシステムが互いに尊重しあって初めて体は正常に働く。

体の病気は白血球によって駆逐される。
この白血球には顆粒球とリンパ球があり、リンパ球はガン細胞など異常な細胞が発見されるとそれを抑える働きをする。
このリンパ球は神経をリラックスさせると生まれる。
反対に緊張しすぎると顆粒球が増えてきて、これは普段は体の興奮を抑える機能をもっているが、ストレス過多で顆粒球が増えすぎると、今度は興奮しすぎて体の組織を破壊し出す。

免疫力はリンパ球を生みだし、リンパ球は体を護り、病気を治癒に向かわせる。
「消極性」はその免疫力を失わせ、体を弱めてしまう。

何故、こんなことに詳しいのかというと、私は肝硬変で肝臓を壊死させてしまい、だるさから何もする気がおきない病いに侵され、それが4年間もつづき、ただ、息をしているだけの生活を送ってしまったからだ。それがいけないと気付いて、免疫力アップを極めることにした。

それこそがゴルフ再生の第一歩になるからである。

競技出場をためらっていたのは、秋に岩波書店から刊行予定のエッセイ集のまとめに10日間ほどかかり、その間はほとんど家から出ることなく仕事をしていたから、体がなまり、あちこちが痛み、階段を上がることすら苦労するほどであったからだ。

その日、食事もとらず、コースに向かった。私たちの組にはふたりだけだった。変な老人は私を見て、もうゴールドシニアになったかい、と訊いてきた。それは80歳以上を指す。変な爺と一緒の組になってしまったと私はますますやる気を失った。

映像は15番のティショットである。
この日、風呂場でタケ小山プロを見つけた。彼はキンタマの皺を伸ばしてそこに泡を刷り込んでいた。上も下もつるつると血色がよかった。上下がよく似ていた。
そのタケ小山は風呂場でこのスイングを見て、「いいじゃないですか」といった。
ところが結果はよくなかったのである。

ボールは途中から左に行き、OBとなったのである。
その原因は次回に解説する。


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# by michitsuna2 | 2017-07-04 18:47 | 三千綱再生ゴルフ塾 | Comments(0)

<三千綱再生ゴルフ塾・4「タケ小山の指導でクラブハウス前でスイングする」>


〇タケ小山の指導でクラブハウス前でスイングする

八王子のクラブハウス前。
昼過ぎからタケ小山師範代はアプローチの練習に来ていた。
拙者は水無月杯に出て、昼食を終えてインのティに行くところで彼をみつけ手を上げた。
「屋根裏のプロゴルファー」の仕事のあとできたものらしい。
これからスタートするといったら、終わるまで練習していますよ、と返事をした。
戻ってくると、彼の姿はなく、ふとキャディマスター室の前を歩いている姿を見つけた。呼びかけたが、風呂に入ったばかりのようで赤いシャツを着てキャディバッグを担ぎ、スタコラといってしまう。
勝成師範に師事したが、ここはやはり師範代にカムバックしてもらわなくては、生きた教材になりえない。クラブハウスの玄関脇で呼び止めると、ほいほいとやってきた。



 「このスイングをみてくれ」
15番のティショットを真後ろから撮ったものをみせる。キャディさんの「ナイスショット」という声が入っている。しかし、実はあまり距離は出ていなかった。180ヤードくらいだろう。

 「テークバックはいいですよ」
とタケはいった。
 「でもダウンからフィニッシュにかけてヘッドが離れていっているでしょう。ほら、肩が外に向いているでしょう。これはグリップが身体からインパクト後に離れていってしまっているんです。これでは力が逃げてしまいます」
 「ではどうするの?」
 「こうクラブと一緒に回転させるんです。シュっという感じです。インパクトの瞬間右手を返すといいですよ。そしたら身体の一番近いところをグリップが通ります。それで無駄なエネルギーがなくなります。シュッですよ」

 グリップを身体に沿って回転していく。ビュンと音がする。
 「身体の幅の中でスイングするんです」
つまり勝成師範のいう、「身体の近いところをグリップエンドを回転していかせる」ということになる。勝成氏と同じ指摘である。ふたりにいわれたら直すしかない。
 「昔、よく電話ボックスの中でスイングしろといわれたなあ。そこから肘をはみ出させるなとね。あれかな」
 といったがタケ小山は頷いた。

 「それはともかく、スイングに迫力がない。力強さがないんだ」
 「それは体重が軽いから仕方ないでしょう。力強さは体重と比例します」という。
タケ小山師範代の腹は心なし出てきたようである。文化放送のMCでギャラがどんどん振り込まれてステーキを食い過ぎたせいだろう。彼は毎月牛一頭喰っている。

 「このヘッドがインパクト後に離れていくのは、かつてインサイドアウトのスイングを練習していたからじゃないですか」
 「うん、インアウトでドローを打てと随分言われた。年末のBSジャパンで田中健君とゴルフ録画したとき、シニアの田村尚之プロにもそういわれた」
 「インサイドアウトに振れということですか」
 「そういわれた気もするが、それは以前から色々なレッスンプロにいわれていたことで、田村プロからはテークバックで右足に重心を置いたら、その位置で振り抜けといわれた」
 「それは右肩が突っ込んでいく人に対してのアドバイスじゃないかな。ミッチは右肩は突っ込んでいないですよ。ただ、グリップエンドがインパクト後、左に離れていくんです」
 「それでどうしませう」
 「ビュンという音を出すんです。インパクトの音ですよ。快音です。快感ではありません。快音」
 「快感もいいなあ」
 「肝硬変でしょ。それはもうあきらめた方がいいですね」
 「師範代は愛人はいるのかね」
 「愛人かあ。あ、FBでいい加減なことを書かないで下さいよ、妻が、あんた愛人がほしいんだってね、と笑って言うんですよ」
 「嫉妬されるだけましだ。それでビュンの快音を出す極意はありますか」
 「さっきもいいました。ミッチの場合は、インパクトのとき右手を返すようにすればいいんです。素振りで作れますよ。そうすれば身体も自然に回転していきます。左脇も開くことがなくなるし、全てのエネルギーがインパクトに集約されるようになります」
 「230ヤード飛ぶかな」
 「それはセーックスをするようなもので無理でしょう。病人だし、力がないですからね」
 「分かった。ともあれ、かつてインサイドアウトのスイングをしていたことが悪い癖になって残っているだな。よし、インパクトでグリップエンドを臍に向けるのを意識しつつ、右手を返し、ビュッと快音をさせる」
 「そうすれば意識しなくても体重は左に乗っていきますよ。今はまだインサイドアウトの癖が残っているので、ベタ足というより、右足の踵が最後まで地面にひっついていますからね」
 「ありがとう。2万円分のレッスン料だな」
 「ぼくはレッスンはしない主義なんです」
 「つまりカネはいらないと」
 「いりませんよ。ミッチと元タイトリスト社の渡辺さんはぼくの恩人ですから」

これから実家に戻って改築した風呂を見ることになっているので、といってタケ小山師範代は去っていった。
映像はそのとき師範代の指導の下、ビュンと音がするように右手を返して素振りをしたものである。


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(写真はタケ小山師範代のテークバック)
2017年4月、三千綱誕生日コンペのときのものである。
インパクトは撮りそこなったが、270ヤードのビッグドライブ。この日のスコアは78でした。









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# by michitsuna2 | 2017-06-19 14:51 | 三千綱再生ゴルフ塾 | Comments(0)