<三千綱再生ゴルフ塾・4「タケ小山の指導でクラブハウス前でスイングする」>


〇タケ小山の指導でクラブハウス前でスイングする

八王子のクラブハウス前。
昼過ぎからタケ小山師範代はアプローチの練習に来ていた。
拙者は水無月杯に出て、昼食を終えてインのティに行くところで彼をみつけ手を上げた。
「屋根裏のプロゴルファー」の仕事のあとできたものらしい。
これからスタートするといったら、終わるまで練習していますよ、と返事をした。
戻ってくると、彼の姿はなく、ふとキャディマスター室の前を歩いている姿を見つけた。呼びかけたが、風呂に入ったばかりのようで赤いシャツを着てキャディバッグを担ぎ、スタコラといってしまう。
勝成師範に師事したが、ここはやはり師範代にカムバックしてもらわなくては、生きた教材になりえない。クラブハウスの玄関脇で呼び止めると、ほいほいとやってきた。



 「このスイングをみてくれ」
15番のティショットを真後ろから撮ったものをみせる。キャディさんの「ナイスショット」という声が入っている。しかし、実はあまり距離は出ていなかった。180ヤードくらいだろう。

 「テークバックはいいですよ」
とタケはいった。
 「でもダウンからフィニッシュにかけてヘッドが離れていっているでしょう。ほら、肩が外に向いているでしょう。これはグリップが身体からインパクト後に離れていってしまっているんです。これでは力が逃げてしまいます」
 「ではどうするの?」
 「こうクラブと一緒に回転させるんです。シュっという感じです。インパクトの瞬間右手を返すといいですよ。そしたら身体の一番近いところをグリップが通ります。それで無駄なエネルギーがなくなります。シュッですよ」

 グリップを身体に沿って回転していく。ビュンと音がする。
 「身体の幅の中でスイングするんです」
つまり勝成師範のいう、「身体の近いところをグリップエンドを回転していかせる」ということになる。勝成氏と同じ指摘である。ふたりにいわれたら直すしかない。
 「昔、よく電話ボックスの中でスイングしろといわれたなあ。そこから肘をはみ出させるなとね。あれかな」
 といったがタケ小山は頷いた。

 「それはともかく、スイングに迫力がない。力強さがないんだ」
 「それは体重が軽いから仕方ないでしょう。力強さは体重と比例します」という。
タケ小山師範代の腹は心なし出てきたようである。文化放送のMCでギャラがどんどん振り込まれてステーキを食い過ぎたせいだろう。彼は毎月牛一頭喰っている。

 「このヘッドがインパクト後に離れていくのは、かつてインサイドアウトのスイングを練習していたからじゃないですか」
 「うん、インアウトでドローを打てと随分言われた。年末のBSジャパンで田中健君とゴルフ録画したとき、シニアの田村尚之プロにもそういわれた」
 「インサイドアウトに振れということですか」
 「そういわれた気もするが、それは以前から色々なレッスンプロにいわれていたことで、田村プロからはテークバックで右足に重心を置いたら、その位置で振り抜けといわれた」
 「それは右肩が突っ込んでいく人に対してのアドバイスじゃないかな。ミッチは右肩は突っ込んでいないですよ。ただ、グリップエンドがインパクト後、左に離れていくんです」
 「それでどうしませう」
 「ビュンという音を出すんです。インパクトの音ですよ。快音です。快感ではありません。快音」
 「快感もいいなあ」
 「肝硬変でしょ。それはもうあきらめた方がいいですね」
 「師範代は愛人はいるのかね」
 「愛人かあ。あ、FBでいい加減なことを書かないで下さいよ、妻が、あんた愛人がほしいんだってね、と笑って言うんですよ」
 「嫉妬されるだけましだ。それでビュンの快音を出す極意はありますか」
 「さっきもいいました。ミッチの場合は、インパクトのとき右手を返すようにすればいいんです。素振りで作れますよ。そうすれば身体も自然に回転していきます。左脇も開くことがなくなるし、全てのエネルギーがインパクトに集約されるようになります」
 「230ヤード飛ぶかな」
 「それはセーックスをするようなもので無理でしょう。病人だし、力がないですからね」
 「分かった。ともあれ、かつてインサイドアウトのスイングをしていたことが悪い癖になって残っているだな。よし、インパクトでグリップエンドを臍に向けるのを意識しつつ、右手を返し、ビュッと快音をさせる」
 「そうすれば意識しなくても体重は左に乗っていきますよ。今はまだインサイドアウトの癖が残っているので、ベタ足というより、右足の踵が最後まで地面にひっついていますからね」
 「ありがとう。2万円分のレッスン料だな」
 「ぼくはレッスンはしない主義なんです」
 「つまりカネはいらないと」
 「いりませんよ。ミッチと元タイトリスト社の渡辺さんはぼくの恩人ですから」

これから実家に戻って改築した風呂を見ることになっているので、といってタケ小山師範代は去っていった。
映像はそのとき師範代の指導の下、ビュンと音がするように右手を返して素振りをしたものである。


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(写真はタケ小山師範代のテークバック)
2017年4月、三千綱誕生日コンペのときのものである。
インパクトは撮りそこなったが、270ヤードのビッグドライブ。この日のスコアは78でした。









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# by michitsuna2 | 2017-06-19 14:51 | 三千綱再生ゴルフ塾 | Comments(0)

<三千綱再生ゴルフ塾・3「月例会」>


〇6月 月例会 

練習場ではアイアン、ドライバーに限らず、グリップエンドを臍に向けて振り切ることに心がけた。
そうはいっても、ボールを前にテークバックをしているうちにスイングプレーに沿ってヘッドを回すことに気がいったり、トップでは深くヘッドを持って行こうとして、ついインサイドに回してしまう。インサイドにヘッドを引くという動作はない、と勝成プロに教わったが、シャフトがついインサイドに入ってしまうのがわかるのである。
それと、アイアンではボールの赤道を目掛けて打っていくようにいわれたが、トップがこわくてつい腕が縮んでしまう。
それに赤道を目掛けると実際にトップボールがでる。
それでその打ち方がやめることにした。それは勝成プロのやり方であって、練習量の少ない作家には向いたやり方ではない。つまり勝成プロはむごいのである。この場合、プロは自分のやり方を強要していると判断した。
 
三千綱流ではどうするか。

まず、69歳に練習量を求めるのはむごい。
それで私は自己流を求めることにした。
ではどこを見るか。
私個人はまずボールの上から見て打った。
それでやってみたが、まだしっくりこない。どうもトップがこわい。
それでボールの左端を見て打った。
これはいいボールが出た。
時折なんだかわからないボールもでたが、2008年版中古、2万8千円、格安のゼクジオ5番アイアンでも、ずいぶんいいボールがでた。とにかくよくボールを捉えられるのである。
 

月例会の朝、まずパッティングをしてから練習場で50球。
だが、体が重い。
血流が悪い。
これは糖尿病のものにはすぐわかる。だるいのである。
数球打つと疲れた。
腕をあげるのがつらいのである。
9番アイアンとサンドでごまかし、クラブハウスに戻って水を飲みながら休憩した。

10分程してアウトに向かった。
小林淑一氏と衣笠、海老沢のふたり組。若く見えた衣笠氏だが59歳になるという。海老沢氏は40代。ふたりともよく飛んだ。とくに衣笠氏は痩せ型で背も170センチくらいだが、その飛距離は250ー60ヤード。掛け値なしに八王子では1、2の飛距離だ。
それに実に謙虚である。
ふたりとも初対面だったが、気持ちの良いひとたちで、しかもうまい。衣笠氏は前半を36で回った。
私はゴルフのときは昼飯を食べないのだが、ふたり組の話が聞きたくてそばを相伴した。
衣笠氏はとくに運動はしたことはないという。ゴルフを始めたのも偶然らしい。普段は車にのっているのでここにきたときは全行程歩くという。
ふたりともカートには乗らない。
海老沢氏いわく。
「衣笠さんは肩の筋肉が柔らかいですよ、飛ぶ秘訣はそこにあるようです。天性ですね」
ピッチャーをやる人はもともと地肩がつよい。努力せずに、投げ方もしらない最初から60メートルを投げる。
地肩が弱い人は努力を重ねて60メートルを遠投できるようになる。
その頃には、投げ方のフォームを教わった地肩のつよい人は80メートルを難なく投げられるようになっている。
わたしは限界を見た思いだった。
衣笠氏のフォームは柔らかく、凄みを感じさせない。
あんな感じかあ、と思って行ってみると、トップアマの飛距離なのである。とても59歳の飛距離ではない。タケ小山もビックリである。我が師、勝成プロより飛ぶ。
後半は39で79になったが、いくつかアプローチにミスがでた。
私は99であった。
ハンデ23。
いくら糖尿病、胃ガンだといえ、アプローチ、パッティングは病いの言い訳にはならない。
大叩きの原因はバンカーショットにあった。
研修会にいたころは「砂の三千綱」といわれたほどサンドセーブ率が高かった。
それがトリプル3つ、ダブルパーふたつ、それはほとんどがサンドウエッジでのミス。しかもシャンクであった。
左足を開き、サンドのフェースも開いてのショットがことごとくトップしてしまい、4つめでようやくバンカーから脱出する有様であった。
この日はアイアンでボールの「左をみる」も「グリップエンドを臍に向ける」もへったくれもなく、ただただ、「なぜ」と考え続けた。この日はアクセスのクラブを使った。

〇「月例会から二日後の練習日」

翌日は疲れで眠った。
火曜日に練習場にいき、サンドウエッジで100球打った。この日は中古のゼクシオアイアンで練習した。なんだかうまくいった。
サンドのフェースを開くが、カット打ちはやめた右足は狙う方向に向けた。
サンドはミズノ。練習用である。
あとはゼクシオの50度、60度。どちらもダイワのサンド、11番より歯切れが良い。
そもそもダイワのサンドウエッジを未だに使っている者などいない。でも私は愛用している。
しかし、シャンク病にはまいった。

17日に「水無月杯」があるが、ゼクジオのアイアンとミズノサンドを使ってみようかと思う。
練習不足だが、本戦で使ってこそ合うか合わないかが明確になる。
練習場のマットの上ではだれしもシングルになれる。






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# by michitsuna2 | 2017-06-19 14:50 | 三千綱再生ゴルフ塾 | Comments(0)

<三千綱再生ゴルフ塾・2「ゴルフ実践」>
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〇ゴルフ実践

この日は友人でシングルハンデの高橋健二氏ともうひとり横浜在住の管氏75歳。エージシュートをした人だ。
中央都留cc.ハゲタカファンドのPGAのコースの一つ。経営難で買い取られたところだ。もともとは面白いコースだった。山の中に作られたコースで多くの鳥や狐、猪が追いやられた。実際、時折向こうに連なる深淵なる山並みを眺めると、ここにゴルフコースを造ろうと発想した人間の傲慢さが分かる。土木技術以前にここは自然が闘う場所であって人間が立ち入るところではなかった。潰れたのはバチが当たったからだ。それを食い物にするPGMはアメリカの化け物だ。

1番のティーショットは元気よくやりすぎて右肩が左にのめり、テンプラ。
残り191ヤードをU17で打つとすごい崖で見えなかっのだが、いってみると3メートルにのっていた。
グリーンはでこぼこであった。当然入らない。

そんなこんなで88のスコアーだったが、面白くなかった。値段は6232円。単なるスルーである八王子の月曜日はバイキング料理込みで、キャディなしでメンバーなら7700円だ。
健二氏は79。管氏は85。ふたりともゴルフパートナーのオリジナルドライバーを使っている。

健二氏は私のアイアンは25年前のアクセスだと知ると、もうシャフトが駄目になっている距離が合わないのはそのせいだ。
「どんな中古クラブでも7本で4万円を出して買えば、今のクラブよりずっといいものが手に入る」
といわれ、ゴルフパートナーにいき、ゼクシオの2008年ものを28000円、7本セットを買う。ついでに4500円のU19をRシャフトを買う。合計31000円にしてくれた。

翌日練習場で打ってみたらなかなか感じがいい。
ゼクシオをずっと何代か使っている小林淑一に聞くと、あちこちに4セット置いてあるがまったく違和感がないという。
新製品を出してもデザインを変えるくらいでもう性能に変化はないという。

競技までに慣らしておこう。





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# by michitsuna2 | 2017-06-14 16:21 | 三千綱再生ゴルフ塾 | Comments(0)

三千綱再生ゴルフ塾・1



<三千綱再生ゴルフ塾・1>


1.「タケ小山、69歳胃ガン作家をしごき倒す」

高橋三千綱の素振りをみて、タケ小山が昨年発した言葉。
「インパクトからフィニシュにかけて、左肘が開く。それで右腕が上へ逃げていく。それでは飛ばない」
肝硬変と胃ガンのせいで体重が55キロの高橋はそのことを気にしていた。

〇6月7日。
前日ゴルフ中に撮った三千綱の動画(ユーチューブ掲載)を見て、タケはひと言。

「ボールの位置が左つま先の左にある。ボールはふたつ分、外に出ている。そのため、左肘が逃げて、さらに右腕が追いかけていく形になっている」

タケはそういって、腹の出た仲間3人と八王子カントリークラブの10番ティに向かった。ひとり残された三千綱は練習場でボールを打つ。いわれた通りボールをふたつ分、内側にいれて打つ。
多少の違和感があったが、めげずに打ち込む。
その内、ボールがひどく左に出ていくことが多いことに気付いた。

〇上がってきたタケ小山に再び三千綱は聞いた。
「ボールが左に出ていく」

タケ答える。
「それはテークバックが浅いためである。腕で振るため、充分な溜めができない内に打ちにいく悪例である。それでは左肘は畳み込まれても、身体は逃げていく」

その説明だけではよく分からなかったが、とにかく、もっとテークバックを深くとるように練習しようと69歳三千綱は、けなげに決心する。
なお、この間、タケ小山は三千綱が実際にボールを打つところを全然みていない。動画だけである。
アドバイスは簡明であったが、冷たくも感じられた。このしごきに耐えようと三千綱は思った。

なお、アプローチの練習をしていると、午後のスタート前にタケがやってきて、サンドウエッジでの30ヤードの打ち方を披露してくれた。
それはボールに当たる瞬間、手首を左に返すというものである。
低く出たボールはスピンが効いて、ピン近くに止まる。
距離感は自分で何度も練習をしてやるしかない、とタケはいった。

もうひとつ。同じサンドウエッジでやはりボールがヒットした瞬間、フェースを開く方法を伝授してくれた。これは高く上がって、ポトリとグリーンに落ちる。
やってみたが距離感がなかなかとれない。
これも練習だと思った。それも芝生の上からしかできない。
この方法はあまりプロはやっていないという。
「うまくなったのはグレンデール(フロリダ州)で汗をかきながら毎日500球打った成果である」とタケは得意顔でぬかし、1番ティに向かっていった。そこで260ヤードの素晴らしいフェードボールを打った。
この日のタケ小山のスコアーは37ー42の79。OBふたつ。


2.三千綱、勝成プロの教えに従う。

私は非常に疲れていた。夜中血糖値が異常に下がった感があり、気持悪くなって2時間の睡眠で起きてしまった。
眠気と闘いながら、血糖値を計ると51であった。低血糖である。あのまま眠っていると朝目が覚めない内に昇天しているそうである。つまり気持悪くなって起きたのは、生命装置が働いていた証拠である。
食事をとらねばと焦ったがワイフはロスに旅立ったばかりで家には冷や飯しかなかった。それで茶漬けを喰った。落ちついた感じがしたのでまた眠った。朝起きたのは7時である。
血糖値を計ると147だった。普通の人には高いと感じるだろうが、51からの復帰である。インシュリン注射をせずにコーヒーを呑み、新聞を読んだ。だが、身体がだるい。
体操をする気も起きない。ただ、だるいのである。これはつらい。

夕方になって練習場にいった。雨予報だったが晴れた。
打ち放題だったが、打てたのは50球だけだった。
まずアイアンでアプローチ。50ヤードを打った。次に100ヤードをPで打つとき、かつての師匠の高橋勝成先生の言葉が浮かんだ。
「右肘を右脇につけようとしてはいけない。それでは窮屈になる。右腕は身体に沿って振ればいいのであって、アイアンも同じように、自然にふればよろしい。右肘は空いていた方がいいのです」
勝成先生はアドレスの位置からドライバーを額から吊し、そのシャフトに右手がぶつからないように振ること。家ではそうやって右腕の動きを練習し、覚えることだとくどく言っていた。
身体を回転させて腕はそれについてくればよい、というのは間違いだとも断言した。

「ゴルフは身体の回転競技ではありません。腕を使い、ゴルフ道具を使ってボールを打つゲームです。腕の動きを覚えることが先です。それだけでいいのです。無駄な寄り道をさせず、最短距離で腕を振る。振り抜くという意識も必要ありません。左肩を捩り上げることも無用。ただ、肩を平行にとって、左肩を右肩にスライドさせる感じでいいのです。右肘を脇腹につけるという意識は棄ててください。そしてアイアンではボールの手前ではなく、赤道を狙う感じで打ってください。ダウンブローはいけません。方向も距離もアマチュアには正確にはとれません。プロでも大変な練習が必要です。体力のない三千綱さんはボールの赤道を狙って打つ。」

そんなことを思い出しながら打っていた。テークバックが浅く感じられた。
そのときタケ小山がいった「テークバックを深くとらないからボールは左に行ってしまう。身体が逃げているのじゃ」とあわただしい中で言った言葉が蘇った。
しかし、勝成先生はこういっていた。

「まず腕でボールを打つ。その際心掛けることは右肘を脇腹につけることではなく、クラブのグリップエンドの部分を臍に向かって刺すことです。切腹です。すると左肘が自然に畳み込まれる。するとどうなるか」

「ボールは左にいってしまいます」

「そう。左に行きます。それが正解なんです。三千綱さんが病人らしいスイングはいやだ。力強いスイングをしたい、というのであれば、腕で振る、グリップエンドを臍に向けて刺すつもりで振る。すると力強いスイングになり、ボールは左に飛んでいきます。そしてそれが正解で、まず左にボールを飛ばすことから始めるのです。まっすぐ飛ばそうと合わせにいっては駄目です。まず、最短距離で腕を振る。グリップエンドを臍に向ける。すると気持ちよく振れます。インサイドにクラブを引いたら駄目ですよ。そんなスイングはありません。上から下ろす。そうやっていれば力強いスイングでボールはまっすぐに飛んでいくようになるんです」

タケは左にいくのはテークバックが浅いからだといって。勝成先生はテークバックを無理に深く撮る必要はない、むしろ悪い。

「左肩が右肩の位置までスライドしたらそれでオッケー。あとはグリップエンドを意識して最短距離で振るだけです。何度も同じ事を言うのはスイングというのは実はそれだけなんです。臍の場所を意識したら、上から下ろす。落とすでもいいです。それだけなんです」

タケは忙しいのでそれからは練習場で会うことはなかった。というか、一度も練習を実際に見てくれたことはなかった。素振りと画像で判断しただけなのである。
しかし、勝成先生はかつて何時間もかけて私を手取足取り教えてくれた。ドライバーを打つときなど、勝成先生は練習ボールを手に取って、私が打つたびにティに乗せてくれたのである。しかもそれは勝成先生がジャンボを破った破竹の勢いの超多忙の頃であったのである。
何十年もご無沙汰していたのは勝成先生が関西に引越してしまったこともあるし、私がよれよれになってゴルフに気が向いていなかった期間が長かったこともある。


3.肝硬変に責められ、青息吐息。しかし、三千綱はスコットランドを目指す

しかし復活70歳を目指して、私は再び勝成先生に師事することにした。幸い、毎週、先生は元阪神監督の真弓氏とゴルフ番組をやっている。そこでのレッスンは必見ものだった。そのレッスンを取り入れた練習を私はひとりでやることにした。タケ小山には期待しないことにした。私のことを恩人だといっていたタケは文化放送のキャスターをやるようになって性格が変わってしまったのか。いや、そうではあるまい。やはり忙しいのだ。
瞬時の教えであったが、さらばタケ小山。
今日から勝成先生。


4.恥ずかしながらただいまハンデキャップ23。来年1月5日の70歳までにハンデを12にする。

恥ずかしくていえなかったのだが、私のハンデキャップは23になっていた。かつてそんなハンデはもらったことがなかった。最初のハンデですら22であった。
しかし、70歳目前の再出発にはいいハンデキャップであった。


5.そのため執筆にいそしみつつ、毎日、素振りをしている。


6.八王子カントリーにはアプローチの練習にいく。メンバーは無料。そして1番風呂に入って帰る。




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# by michitsuna2 | 2017-06-14 16:15 | 三千綱再生ゴルフ塾 | Comments(0)